確かにマレーシアは狙い目かもしれませんが、物件チェックには要注意だと思います。
というのも、この物件、日本人向けがすごく多いんです。
不動産投資で大事なのは出口戦略。いかに多様化できるかがキーです。
日本人向けとなると、売れる相手は日本人だけということになっちゃいます。
それだけ出口が狭まるわけです。
この辺が一番気になりますね。
あと、マレーシアは日本、韓国と同じリコースローンです。
リコースローンとは、人に貸す融資です。
なので、ローンを返せなくなると、物件を売っても、それが債権額に満たなければ残債があるローンです。
ノンリコースローンは単に物件の権利を手放せば、そのあとは何も債務が残らないローン。
米国とか他の欧米諸国はコレですね。
サブプライム危機の時は、ローンが支払えないので、家を手放した人が多かったわけですが、
その人達にはその後の債務はないということです。
まぁ、確かにマレーシアは物価も上がっていますし、成長率もある。
投資としてはよいとは思います。
上の物件も自分が将来住むつもりでいるのであれば全く問題ありません。
むしろほぼ無期限とも言われるビザが手にはいりますので、セカンドライフのための購入ならバッチリだとは思います
あ、あと、インカムゲインは見込めないので、ローンをテナント収入で賄おうとするのは無理でしょうね。
ただし、これもインフレが進めばまかなえるようになるかもしれません。