最近思うのが、成長しつつある企業での業務の滞りが多くなること。
今まではなんとかうまく行っていたのに、規模が増えるにつれて急に効率が落ちる。
これよくあるケースです。
原因何かご存知でしょうか?
実は、役割分担が曖昧なんですね。
5人程度のチームでは明確に役割分担を決めなくても、なんとか回ります。
これはコミュニケーションパスが10個くらいだからです。
(一人が4人と話す。それが5人分。これで20。相互だからその半分=10)
ではこれが10人になるとどうなるかというと、45になります。
人数は倍ですが、コミュニケーションパスは4.5倍になるわけです。
業務を回すために単純に人員を増加するとこうなるわけです。
これは体感している人は多いと思います。
「4〜5人のチームだと、阿吽の呼吸でできるんだよね」
人数を増やすと、そのコミュニケーションパスを明確にしないと混乱するということです。
実はこれ、システム設計とまったく同じなわけです。