表面上わかったつもりでいるのが「知っている」
理由も含めてわかっているのが「理解している」
知っているだけの人は、環境が変わったら対応できません。
なぜなら、それぞれの事象の相互作用を理解していないから。
つまり、応用力が無いということですね。
単なる記憶です。
理由、事象の相互作用を理解しているのであれば、環境が変わってもおのずと答えを導き出せます。
KnowledgeとIntelligenceの違いといった方が良いかもしれませんね。
わかりやすい例でご説明しましょう。
たとえば歴史。
年号を覚えるのは「記憶」であり、Knowledge。
でも、歴史上の事象の前後関係、因果関係をきちんとおさえているのは「理解」です。Intelligenceですね。
単に歴史上の年号を順番に並べているだけでは、本質をつかんでいないということ。
もう一つ行きましょう。
「地理」
コンビナートが鹿島にあるのを知っているのは「記憶」であり、Knowledge。
では、なぜ「鹿島」にあることを語れる人は「理解」していてIntelligence。
鹿島にある理由があるはずですね。
地形かもしれないし、都心からの距離、工場の場所・・・利便性。いろいろあると思います。
こうしてみるとわかると思うのですが、
日本の教育はことごとく「記憶」です。
Intelligenceであれ。常に自分に言い聞かせています。
それが本質力につながるわけです。
2013年10月17日
「知っている」と「理解している」の違い
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