どうやら今回の選挙のテーマの一つに「原発」があるようです。
正直なところ、少数のテーマで選挙をすることにものすごく抵抗があるんですけどね。
まぁ、それは置いておいて、この「原発」。各党の意見が出ていました。
「即刻原発は停止!」と言っている党がありますが、どこもほとんど共通しているのが、具体的なビジョンが全く見えないということです。
これはうちの中学生の娘ですら言っています。
「批判する、反対するのは簡単。誰でもできること。どう実現するのかが重要。」
う〜む、大したものです。そのとおり。
天然ガス使う?温暖化問題はどうするの?CO2削減で約束しちゃってますよね?
地熱発電?
温泉の温度が下がっている現象が出ているの知ってるのでしょうか?
即刻原発止める?この冬はどう乗り切る?
北海道での計画停電が話題になっていましたね。
最近の暖房器具はファンヒータが主体。電力がないと動かないのですよ。知ってるんですかね?
回生エネルギーどうするのでしょうかね?
この辺の研究が進めば実現化できるとは思いますが、まだまだ先は見えません。
潮力発電などは現実的だそうですが。
電力の自由化。送電線の問題とかもありますが、すぐに解決するとは思えません。
ヨーロッパでは地続きなので、おとなりの国から電力を買うこともできるわけです。
なので、ヨーロッパの事例を出しても無駄な話。
おとなりの韓国は電力コストが安いのですが、さすがにこれを輸入するのは・・・・。
海隔てていますし。
単に反対している党は完全にポピュリズムでしょう。
「脱原発票」が集まればよいくらいの話ですね。
それにしても、向こう4年を任せる話。
原発も大事ですけど、経済の方も大事。
そもそも、1テーマの話であれば、本来は「国民投票」があってしかるべきなんですが・・・・
なぜか日本の議会制民主主義ではこの「国民投票」が抜け落ちています。
なんででしょう?官僚政治だからかな?
まぁ、もしも国民のレベルが低いとなれば、官僚ががんばろうと思うのもわからないでもないですけど。
もっと勉強せねば・・・・。