しかしなんというか・・・
ジェットコースターみたいな相場ですね。
数百円単位で動いています。
ですが、構成銘柄を丹念に見ていくと・・・・
この相場に左右されていない銘柄もあるんですね。
日経平均はその計算方式から値がさ株の変動に影響されます。
正確には50円額面換算(今は、額面というのが無くなってしまったので、相当額換算と言った方がいいのでしょうか?)株価で計算します。
それを除数というので割るんですね。
もともとはこの除数は225だったんですが、資本移動(株式分割など)や銘柄入れ替えで連続性を保つために調整されてきています。
要は、50円額面換算で価格の大きなものに日経平均は引きづられるということです。これは、単純平均株価指数の宿命ですね。
もっとも良いインデックスは時価総額加重平均。つまりTOPIXです。
しかし知名度という点では圧倒的に日経平均。
日経平均の数値はスラスラ言えるけど、TOPIXはわからない人が多いと思います。
このインデックスの知名度がデリバティブ(派生商品)にも大きく影響します。
知名度の高い商品の方が売買が盛んなんですね。これはいろんな投資家を呼び込めるからです。
1987年、ちょうど先物が始まったときですが、その時の下馬評では「TOPIXの方が使われるだろう」だったんです。
それがいざ蓋を開けてみると、日経平均。
この差は知名度です。
ヘッジ目的であれば圧倒的にTOPIXの方が使いやすいんですけどね〜。
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