まぁ、元の会社の後輩と、その当時のお客さんです。
元々金融数理学系ですので、ヘッジファンドやってる連中とかもいるんです。
確かにデータがあればいろんなこと出来ます。
昔はカンタンに相関係数とか計算できたもんなぁ。VAX分回していたこともありましたっけ。
リアルタイムデータの分析もやってました。
当時のお客さんからは「いやぁ、あのころ初めてVWAPという言葉を教えてもらいましたよ〜。」
今じゃ、Volume Weighted Average Priceなんて当たり前ですけどね。
当時は、自分で計算していました。
あれは、本来はトレーディングの評価用の尺度です。つまり、マーケットタイミングを見ない場合の中立な取引価格というベンチマークですね。
すべての取引に対して同じ割合で発注を出したら・・・・というのがVWAPです。
これ、金融機関からの発注のベンチマークに使われています。
だもんで、皆、これを上回るように執行するんですね。
これが発展したのがアルゴ取引です。
トレーダの彼と話をしていたのですが、やはり最近の執行スピードはものすごく速いようです。
まぁ、東証までミリ秒で到達するのは今では当たり前ですね。
リアルタイムの価格から計算して、すぐに発注が飛んでいきます。
そのため、あっという間に値段が跳ね上がります。
この種のプログラムは通常順バリだからです。
と、いろいろ話していたのですが、結構興味深い意見がありました。
やはりマーケットは集団心理であるということ。
うまくやればマーケットの動きを先読みできる仕掛けができるようなヒントをもらいました。
作ってみるかな・・・・
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