実は日経平均コールを仕込んでいました。
eワラントでもっとも価格変動が良いのは、ちょっとOTM(アウトオブザマネー)の銘柄です。
つまり原証券の値段が上がれば価格上昇率が上がり、下がると価格か効率が下がる場所です。
ITM(インザマネー)じゃダメです。これだとほとんど原株の動きと変わらなくなるからです。
もう少し理論的な言い方をすると、ガンマの大きい銘柄ですね。
ガンマというのはオプション価格の2回微分です。
1回微分がデルタ。
大昔に微分やったこと思い出せますかな?(笑)
1回微分は接線です。2回微分は曲率です。
つまりワラントの損益曲線の曲率が大きな銘柄を選べばいいんです。
まぁ、そう小難しいことは忘れ、ちょっとOTM銘柄と覚えておけばいいでしょう。
あ、そもそもOTMの意味がわからないとダメですね。
コールワラントの場合であれば現在の株価が行使価格よりちょっと低い銘柄です。(プットだとその逆)
で、その辺の銘柄を仕込んでおきました。
ご存じの通り、本日は日経あがってます。
結果2日投資で30%ほどのリターン。
いろいろ数字を見ていて分かったのですが、ボラティリティはほとんど変わらないのですね。
もう少し調べないとなんともいえないのですが、プットの方がボラティティ高めのような気がします。
確かに、売りで儲かる商品は少ないです。信用の空売りはそう普通の人は少々ハードルが高いですし。
そういう理由ももしかしたらあるのかもしれません。
株式投資〜解体新書
ボラティリティが大きく変わらないのであれば、結構正確に価格を算定できます。
実際、インプライドボラティリティを算出して、そこで株価を入力することで理論価格を出していましたが、そう大きくぶれることはありませんでした。
これがわかると、指し値を出しやすいんですね。特に朝の寄りつき。
株式の板画面を見ていればおおよそどこで寄るのかわかります。
で、そこを目指して指し値を出すわけです。
価格が不連続になって値段が読みにくいところで値段を出すことになります。
また、想定している株価で理論価格を出してみて、きちんと利益が出そうな値段を指すということも可能となります。
まぁ、値動きが激しい銘柄が望ましいのは事実。ボラティリティが高いとワラントの値段は高いのですが、反面満期までの時間が短ければ、先に説明したガンマは大きくなります。
数日での勝負を考えれば時間価値の減少はある程度目をつぶれますので、戦略的にはアリですね。
銘柄をピックアップし、あとはタイミングを図れば結構いい確率で儲けられるかもしれません。
仕手株という話を昨日しましたが、仕手株のワラントは調べたんですがないですねぇ(笑)
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