これってどうやって商品にするかと言うことなのですが・・・
って売り手側の立場で書かれている情報ってあまりないかもしれませんね。
普通の考えで言えば、「デルタヘッジ」していくわけです。
デルタに合わせて、原株を売ったり買ったりする。
実際には、コールとプットがありますから、その組み合わせたものにたいして、ヘッジすることになります。
ここでポイントがありまして・・・・
ワラントは投資家から見えれば「買い」からしか入れないんですね。
つまり、GS社は常に「売り」ポジション=ショートポジションになるわけです。
ワラントの価格を左右する大きな要因にボラティリティというのがあります。
これは、原資産の変動性をさします。
変動性が高ければ、ワラントの価格は高くなります。まぁ、保険代が高くなるのと同じですね。
GS社はリスクを回避したければ、ボラティリティ高めで価格算定すれば良いことになります。
オプションだと「売り」がはいり、価格是正がされるのですが、ワラントは一方通行。つまり価格是正がされる仕掛けがないんですね。
と、考えると、一番得しているのはGS社と言うことになります。
アスクビッドの差(売りと買いの差)でも儲けていますし。
ということを検証しようと思って、エクセルでインプライドボラティリティを計算するユーザ関数を組んでいます。
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