2008年06月27日

システムの進化と囲い込み戦略

ふと仕事をしていて気づきました。

システム業界における囲い込みの歴史と今後の展望。

そもそもコンピュータというものはハードウェアに依存していた時代がありました。PC8001とかが出ていた時代。

シャープは独自のOSでしたし、富士通は68系で独自。

互換性なんてない時代です。

そこでの覇者はNEC。まぁ、成功の理由はMicrosoft BASICをROMで搭載したことです。

ここでの競争はハードのシェア争いです。

で、BIOSというものができあがり、ハードの差異をここで吸収する動きが出てきます。

で、そのBIOSの上にDOS

これでファイルの互換性が出てきます。

これにより、各社ファイルとしては交換できるようになってきます。

ここでの争いはCP/MMS-DOSMS-DOSに軍配。

で、次の大きな節目がDOS/Vの誕生。

今まで日本語という制約において守られていた国産PCがその優位性を失います。IBM互換機によりPCは制覇。(IBM方式での囲い込み)

そこでWindowsOS/2ってのもありましたけどね。ここでMicrosoft

この辺で、Appleと二分されてきます。この時点ではAppleの負け。(正確にはAppleは独自分野で活躍。)

で、インターネットの時代になりブラウザ。

htmlで作れば、MacでもPCでもどちらでもOKです。

アプリでは差異がありますが、インターネット上ではほぼ同じ。

ここはNetScapeIEIEに軍配。NetScapeが有料化に走ったのが敗因。

この辺でPCWSとの戦い。WSの代表格はSUNOSUnix(Solaris)。

DECってのもありましたね・・・)

でもWindows 3.5で一気にMicrosoftの躍進です。PCの時代になります。

実は、この立役者は実は野村證券です。

そのころのオフィスにはWSの世界でした。オフィスユースにパソコンなんて使えるか!という時代。

そこを無理にパソコン化推進したんですね。当時のNRIが。

それまでボロボロだったWindowsがこれにより、格段に信頼性があがったわけです。これがなければ、Windowsはオフィスで使われなかったでしょう。それほど画期的な事件でした。

Windows優位でしたが、そこにLinux
この辺になってくるとPCとWSの区別がなくなってきました。

そしてPCのH/WベンダとしてDellが相当のびてきた。サーバでのPCの利用です。

JAVAの発展。これでさらにOSも選ばなくなります。

モバイルが出てくる。i-modeの始まりでDocomoの囲い込み。

・・・途中すっ飛ばします・・・

googlei-google

ウィジェットガジェットの登場。

モバイルメガアプリ対応へ・・・

さて、何を言っていると思います?

囲い込んでいるつもりだったのが、より広い標準化技術により今までの優位性は一斉にひっくり返されているんです。

じゃ、今後どうなるの?

私としては、ウィジェットガジェットの時代がくると思っています。

つまり、ブラウザに縛られない新しいプラットフォーム上の仕掛けです。

モバイルも当然対応です。メガアプリになれば問題なしです。

利用者は自分の使いたいパーツを組み合わせればいいんです。

で、i-Phoneのようにモバイルは移動ネットワーク端末となります。

電話じゃないですね。これは。

アプリ次第で何にでも化けます

PC、モバイルがシームレスになってくる。

この時点でMicrosoftの覇権は少々異なってきます。

私もIT関係にいますが、この競争に巻き込まれてはダメですね。

じゃ、どこで勝負するかということですが、こうなるとサービス内容となります。一番いいのはコンテンツをしっかり持つこと。さらにこれがまねできないこと

基盤技術で勝負するには相当な会社規模が必須だからです。

まねできないコンテンツってなんでしょう?

これ、データだと思っています。

データはねつ造できないんです

長い歴史の元に培われたデータであれば、なおさら優位に立てます。

そうカンタンにまねできないからです。

データはアセットです。





posted by minoru at 22:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | IT関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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